シストレ戦略的に見た各注文方法の重要度
証券会社のまわしものではないですが(コラ、
個人的な経験上、便利だと思っている証券会社がいくつかあります。
各種注文方法を踏まえた個人的な最新のおすすめをまとめてみます笑
■成行・指値・寄指・逆指値 重要度:高
この4つはシストレ戦略で必須ともいえる注文方法ですので、これらが使える証券会社が非常に便利だと思います。
デイトレード戦略の場合、引成が指定できることは大前提となりますので、寄りや引けを指定できるのも必須かもしれませんね〜。
イザナミで検証できる「不成注文」も、できるとなお好ましいと思います。
■IFDONE注文(リバース注文・IFD注文・リレー注文・Uターン注文) 重要度:高
IFDONE注文とは、注文が約定した際に手仕舞いも予約できるという非常に便利な注文方法で、意外と盲点となる機能ではありますが、あると非常に便利です。
これはどういう風に使うかといいますと、以下のような戦略でよく使います。
・スキャルピング戦略(成行で買い、+2%で指値売りなど)
・デイトレード戦略(成行で買い、+10%で指値売りなど)
特に、すぐに手放すスキャルピング戦略では、IFDONE注文がないと運用が厳しいほどですね〜苦笑
個人的には証券会社を選ぶ戦略のリリースは難しいという考えもあるのですが、ただ短期戦略の場合IFDONE注文を使わないとパフォーマンスを上げにくい場合もあります。
今までトレシズ戦略では必ずしもIFDONE注文を必要とするものはありませんでしたが、
今フォワード中の戦略の中の1つもそうなのですが、もしかしたらIFDONE注文推奨の戦略もリリースさせていただくかもしれません汗
ただ、日中ザラ場を監視できる方には必須の機能ではないかもしれませんね〜。
IFDONE注文は、日中忙しい方などがデイトレードなど短期の戦略を使う際に手間を大幅に削減できるため、個人的にはかなりおすすめな機能です笑
■OCO注文(W指値注文・ツイン指値注文・上下指値注文) 重要度:中
これは、一回の注文で、「+10%の指値売り、-2%下がったら逆指値で損切り」といった2つを同時に入れることができる注文方法ですね〜。
ただ、イザナミでの検証は非常に難しい注文方法だと思います。たとえば、以下のような戦略があったとします。
・成行で買い、+5%の指値で売り・-5%の逆指値で損切り
そして実際に仕掛けた銘柄が以下のような動きだったとします。
始値:100円
高値:120円
安値:80円
この場合、指値の条件にも逆指値の条件にも引っかかっていますが、指値に先に引っかかったのか、それとも逆指値に先に引っかかったのかが分からないため、検証は厳しいかもしれません汗
スイングでは条件次第では検証可能な場合もあると思いますが、デイだと検証が非常に難しいと思われるので、シストレ的には重要度は高くない機能だと思っていますね〜。
ただ、普通のトレードですと非常に便利な機能だと思います笑
■トレーリングストップ 重要度:低
分足ベースで、利益が増えたら損切りラインを上げていく注文方法ですが、分足で検証することはあまりないため、重要度は低いと思います。
そのため、上記の中で考えますと、
・成行
・指値
・逆指値
・寄指
・寄成
・引指
・引成
・不成
・IFDONE
の全てを備えたところを1つは持っていると便利だと思います。
上記条件を全て満たすうち、売買手数料が安い証券会社を絞り込んでみますと、
・ライブスター証券(旧アイディーオー)
・岡三オンライン証券
あたりになるのではないかと思いますね〜。
・ライブスターは一般的に売買手数料が最も安くなりやすく、現物取引では最高峰?
・岡三オンライン証券は、1銘柄投入額を落としている方の場合信用の定額で安くなりやすい
といった差があるかもしれません。
以上を踏まえ、最新の個人的なシストレ初心者の方向けのバランスを考えてみると、以下のような感じになるかもしれませんね〜。
■メイン(売買手数料の安さ重視)
ライブスター証券orGMOクリック証券or岡三オンライン証券orSMBC日興証券
※ただ、これは売買手数料が安いところが現れれば都度変わります苦笑
■サブ(多彩な注文方法を備えるところで、イザナミで検証できる機能の大半を備えたところ)
ライブスター証券or岡三オンライン証券
■チャートを見るのに使うところ
SBI証券or楽天証券
※資金が極めて大きい方の場合には、注文方法の多彩さという意味では右に出るものがないカブドットコムという選択肢もあります。
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