最低購入価格から銘柄分散数を考える
ひとまず、
5万以下などで買える銘柄がどれぐらいあるかを調べてみました。
これは仕掛け条件で、
「最低購入価格が50000より小さい(同じ含む)」
というものを入れた上で、
シグナル情報の最終日のシグナル数を見ることで分かります。
■各価格帯の銘柄数
5万以下: 420銘柄
10万以下: 1,103銘柄(2.6倍)
15万以下: 1,654銘柄(1.5倍)
20万以下: 2,100銘柄(1.3倍)
25万以下: 2,426銘柄(1.2倍)
30万以下: 2,643銘柄(1.1倍)
50万以下: 3,139銘柄(1.2倍)
100万以下: 3,448銘柄(1.1倍)
やはりといいますか、
5万以下で買える銘柄数と、
10万以下で買える銘柄数とではやはり大差がありますね〜汗
この数字から見ましても、
1銘柄投入額5万よりは、
1銘柄投入額10万の方が、
取引回数的にだいぶ有利、
というのは間違いないかもしれません。
私のスタイルの場合ですと、
「資金が増えるほど、なるべく銘柄分散数を多くしたい」
という感じです。
たとえば
■元々のロット
・1銘柄投入額: 10万
・銘柄分散数: 20銘柄
だったとしまして、1銘柄投入額を15万に増やしたとします。
■ロットを増やした後
・1銘柄投入額: 15万
・銘柄分散数: 20銘柄
この方法ですと、
10万で買える銘柄に対しまして、
15万で買える銘柄が1.5倍になるにも関わらず、
銘柄分散数が同じなので、
その恩恵を生かせていません。
そのため、
資金効率面から考えますと、
■ロットを増やした後
・1銘柄投入額: 15万
・銘柄分散数: 25銘柄
などにする方が好ましい、
とは言えるかもしれません。
ただ、ここで問題となってきますのが、
「必要な資金量」
です。
■元々のロット
・1銘柄投入額: 10万
・銘柄分散数: 20銘柄
→必要な資金量: 200万
■ロットを増やした後
・1銘柄投入額: 15万
・銘柄分散数: 25銘柄
→必要な資金量: 375万(元々のロットに対して1.8倍必要)
取引可能な銘柄数が1.5倍になったのに対しまして、
1銘柄投入額と銘柄分散数の両方を増やそうとしますと、
当然1.8倍などの資金量が必要になるわけですね〜。
このあたりは余力計算的に注意が必要な部分だと思っておりまして、
あくまで個人的なスタイルとしましては、
「まずは最初に、銘柄分散数を増やしていく。そして、銘柄分散数が十分になったらロットを増やしていく。」
という感じが好みだったりします笑
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