現在の分足の手法(3)
順張り買いの分足で、
絶対無視できないのが、
「当日の出来高」
です。
順張り買いの場合は特に、
「当日の出来高がある程度多くないと上がりにくい」
と思っていたりしますね〜。
といいますのも、
順張り買いの場合上げを狙うわけですので、
…結論的には大口の買いや、イナゴ的な動きが必要になります。
つまりは市場参加者の注目がある程度必要となりますので、
それに直結しているのが「出来高」ということですね〜。
上昇トレンド銘柄で、
よく当日の出来高が減っている銘柄があります。
私自身の場合ですと、
こういった銘柄は、「逆張りの押し目買い」では狙えると思っています。
ただ、
順張りではどうかといいますと、
個人的には一切仕掛けないようにしています苦笑
これは個人的な長年の経験込みなのですが、
出来高が少ない銘柄がブレイクしたとしても、
跳ね返されて失速する場合が多かったためですね〜。
もちろん、絶対というわけではなく、
あくまで値が持つ確率が低い、
というだけのお話とは言えるかもしれません。
個人的な基準としましては、
午前10時ぐらいの段階で、
前日出来高の半分ぐらい以上の出来高があるような銘柄をなるべく狙うようにしています。
これはイザナミのシグナル抽出の段階で、
「出来高が出来高(1日前)(+0.3倍)よりも大きい」
などといった条件を入れて検証するのも有効だと思います。
あと補足としまして売買代金制限のお話をしますと、
できるだけ短期の売買代金平均で絞り込んだ方がいいと考えております。
具体的には、
・直近15日間の売買代金平均が1億以上
ではなく、
・直近1日間の売買代金平均が1億以上
という感じでしょうか。
これはなぜかといいますと、
分足で重要なのは、
「仕掛け当日に、自分にロットに耐えうる出来高(売買代金)があるかどうか」
です。
そのため、
「今までは閑散としていたものの、前日になって急激に出来高が増えた銘柄」
を拾うためには、
後者の
・直近1日間の売買代金平均が1億以上
で検証した方が漏れが少なくなります。
このあたりは自分の仕掛けるロットに合わせた銘柄を抽出するしかないと思っておりますが、
私の場合ですと、多くの場合、
当日の売買代金が5億以上の銘柄を狙う場合が多いです。
これはロットがそこそこ大きいためで、
5億以下の銘柄の場合、
損切りにつかまったときに自分の売りでナイアガラが起こる(想定以上の損失が発生する)ためです苦笑
最近ですと売買代金5億でも結構荒くなり厳しいと思っておりまして、
できればもうちょっと売買代金が大きい銘柄を狙うか、
もしくは売買代金5億程度の銘柄の場合にはロットを落とす、
などの対策が必要かなと思っております。
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