システムトレードブログ

個人的に販売戦略をカスタマイズするとしたら?

トレシズカスタマイズ方法

今日は、

「もし自分が販売戦略を買ったとしたら、どういう項目をチェックし、どういう項目をカスタマイズするか?」

というテーマで書かせていただきたいと思います笑

私自身ももちろん販売戦略を購入させていただいたことはありまして、

これはやはり先日のお話ではないですが、興味という要素が一番強いかもしれませんね〜苦笑

戦略の開発方法も人によって千差万別で、開発者が違うだけでロジック内容にも個性が出てくると思っています。

使っている指標、手仕舞い方法、資金管理、全てを含めて違いが出てくる要素で、

時々なるほどなぁと思わされるものに出会えることもあるため、

こういった自分とは違ったニュアンスを掴むためには個の力ではどうにでもならないため、

さまざまな考え方を取り入れることを主軸として考えていたりします。

もし自分が購入した販売戦略で運用を開始したいと思った際には、まず真っ先にチェックするのは以下の点です。

・その戦略はどういう相場を得意とし、どういう相場を苦手とするのか?
・1銘柄投入額などの、リスク管理面

基本的にはロジック内容の他、順張りか逆張りかで得意相場と不得意相場は大体分かるため、

前者は比較的中身を見るとつかみやすいかもしれません。

順張り買いはまさに今のような相場を最も得意とし、

逆張り買いは今よりもう少し前の、下落→リバウンドの局面を最も得意とします。

こういった点はシストレ初心者の頃は分かりにくいと思いますが、

イザナミでの検証を続けるにつれ徐々に知識が増えていくと思いますね〜。

個人的に重要視するのはむしろ後者で、

これはあくまで個人的な好みなので正しいというわけではないですが汗、

1銘柄投入額が大きすぎる戦略の場合には、まず真っ先に1銘柄投入額を下げます苦笑

これは例の5%ルールでもありますとおり、

私自身は1銘柄に総資金の5%以上を投入したくないためですね苦笑

総資金が1000万円だとしましたら、個人的にはなるべく1銘柄あたり50万円以上は投入したくないというスタイルです。

デイだともう少し基準を緩める場合もありますが、

持ち越すスイングですと、デイよりも時間軸が長くなる分予期せぬ悪材料が出る確率も増えますため、投入額によるリスク管理は徹底したいと考えております汗

上記のような点もあり、

トレシズ戦略では1銘柄あたり投入額の平均が50万円を超えないようにするというのはある意味ポリシー的なところもあるのですが、それはさておき(コラ

それ以外の項目ですと、

先日のみのっち様の「過去最大DD開始日に運用開始した際にはどういう結果になるか?」という点の検証はもちろんですが、

その他では以下のような点を試したり、実際にフォワードで確認するかもしれません。

・最適分散投資ファイルの総資金を3倍程度に引き上げた場合、どういう影響が出るか
・売買代金制限を下げた場合、どの程度標準ファイルとシグナルが変わるか
・実際のシグナル銘柄の仕掛け位置

最適分散投資ファイルの総資金を引き上げるということは、単に日々の仕掛け数を増やすというだけのお話ですが、

総資金を引き上げることにより2008年のような下落相場に弱くなるのであれば、その戦略は下落トレンド耐性はそこまで高くないというニュアンスでとらえることができるかもしれません。

買い戦略は普通2008年の相場は勝てないため苦笑、買いの場合ですと上記はやむをえないところもありますが、

こういった際には、「上昇トレンドでは資金を増やし、下落トレンドでは資金を減らすという対策はどうだろうか?」といったアイデアも出てきます。

2番目の売買代金制限を下げる目的は、これは単に標準ファイルと比べて能力が向上するかどうかを見たい、という理由だけかもしれません笑

そしてやはり一番重要なのが3番目の「実際のシグナル銘柄の仕掛け位置」で、

シグナルが発生したのはいいものの、それがご自身で恐怖を感じる位置だとすれば、あまりいい影響はないと思っています。

もちろんシストレ戦略は過去の結果をもとに検証していますため、

「その位置が過去の検証上では勝率が高かった」

というのは間違いないと思いますが、

「その位置がご自身の好みの位置かどうか?」

という点まではもちろん考慮できませんので汗、

こういった点は日々確認する必要があると思いますね〜。

納得がいく位置ならそのままもありだと思いますし、

メンタル的に支障が出る位置ならご自身に合っていない可能性が高いため、フォワード結果をみつつ、調整していくのがいいとも言えるかもしれません。

戦略にご自身の色をつけていくのは非常にいいことだと思っておりまして、

これはもちろん将来的には改悪なカスタマイズな場合もありますので一概に必ずしたほうがいいと言えることではありません汗

実際に色を付けるにしてもフォワード結果の良しあしを見て調整していくのがベストだとは思っておりますが、

やはりご自身の好みという要素を付け加えていきますと、

「精神的な面でその戦略の継続が間違いなく楽になる」

という点は断言できます。

私もトレシズ戦略・またはその派生ロジックしか運用する気はないですし、

これは少なくとも、

「その戦略を作った本人であり、その仕組みをよく知っている点や、また個人的な信頼度」

といった理由から来ているのかもしれないですね苦笑

ただ、元々のロジックに納得が行き、かつフォワードで結果が出ている場合には、

カスタマイズは必要ないのではないか、とも考えていたりもします(ぇ

そのためどちらがいいというよりは、完全に好みの問題とはいえそうですね〜汗

トレード日記でもそうなのですが、ロジック内容というよりは資金管理側につきましては、私自身結構ちょくちょくカスタマイズする傾向にあるようです苦笑

これは主に日々の損益の荒さを感じるようになった際に、損益を抑えるために分散数を増やす場合が多いというイメージですね。

トレシズの「カスタマイズ方法」の記事

前々記事:なるべく安定した銘柄にシグナルを出す方法(2)
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