システムトレードブログ

売買代金制限と株価制限はどの程度下げられるのか?

トレシズシストレの開発・カスタマイズ

一般的には、

・売買代金制限は大きい方がいい
・株価制限もある程度大きい方がいい

とはよく言われます。

これはもちろん、

売買代金制限が大きい方がマーケットインパクトの影響が緩和されやすいですし、

株価制限が大きい方が、上場廃止銘柄を代表とする悪材料銘柄や経営状態が悪い銘柄を掴む可能性が減るためですね〜。

とはいえ、

逆の発想で考えますと、

・売買代金制限が小さい銘柄をシストレで売買している人はどちらかというと少ない
・株価が1桁や2桁などの銘柄をシストレで売買している人はどちらかというと少ない

とも言い換えられるかもしれませんね〜(ぇ

たとえば販売戦略などでも、

・売買代金制限1億以上
・株価制限100円以上

といった条件が入っている場合が多いとは思うのですが、

・売買代金1億未満
・株価制限80円以下

というのは、

システムトレーダーは結構さわっていない場合が多いのではないか?

とは考えられます。

そのためですが、

私の場合ですと、

上記のようなカスタマイズも1つではないか、

とは考えていたりしますね〜。

実際私自身、

トレード日記側で使っている戦略には、

売買代金制限2000万というものがあります苦笑

これでマーケットインパクト的にはどう感じているかといいますと、

…1億の戦略とあまり変わりません(ぇ

これはもちろんロットにもよるとは思いまして、

1銘柄投入額20万ぐらいの場合ですと、

さほど違和感はない、というイメージです。

1銘柄投入額が100万などになってきますと、

…さすがに厳しいとは思います汗

ただ、

「他の人とシグナル銘柄を変える」

という目的では、かなりの威力を発揮する手法ではあるので、

面白いことは確かです笑

とはいえ、

・マーケットインパクト
・危険な銘柄へのシグナルが増える

という2点が確実に懸念にはなってくるとは考えられますので、

・ロットを通常戦略よりも落とす
・また、逆指値戦略の場合は特に保有日数を伸ばすなどして、スリッページの影響を緩和する
・また、50円以下の低位株等の場合は1ティックの影響が大きいためスリッページの影響が大きくなるので、「現実的に期待値がプラスになる手法なのかどうか?」という点の考慮が必要

など、

いろいろな考察が必要になってくるとは思います。

トレシズの「シストレの開発・カスタマイズ」の記事

前々記事:株価制限はいくらぐらいが妥当なのか?
前の記事:個人的に戦略のカスタマイズを考える二番目の要素
今の記事:売買代金制限と株価制限はどの程度下げられるのか?
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次々記事:期待値と保有日数の関係性

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