フレキシブル逆指値
手法がうまく行かない時、
なぜかDDが続いてしまう時期というものはよくあるもので、
こういう時はやはり、
「何が機能していないかを考えることが重要」
とは思っていたりしますね。
たとえば順張り買いの場合ですと、
・相場がボックス圏、もしくは下落トレンドのため、あまり順張り買いに向いていない時期である場合
・仕掛け位置が早すぎる場合、もしくは遅すぎる場合
・貸借銘柄に行ってしまっている場合
・売買代金が細い銘柄に行ってしまっている場合
などが最たる事例ですが、
このあたりを考えることが重要、
と思うわけですね。
これは初心者の頃は特に分かりにくいとは思うのですが、
何事も最初は分からないことだらけということで、
考えてみることにより、
確実に経験&成長につながっていくのは間違いないと思っています。
1個、
あまり書いてこなかったテクニックですが、
順張り買いでは、
貸借銘柄を外した方が成績が伸びる場合があります。
これは何と言いますか、
普通の人は空売れない場合が多い銘柄のため、
動きが一方通行になりやすいためですね笑
そのため、
バックテストの対象銘柄におきまして、
対策銘柄を除外した売買銘柄リスト等を作成し、
指定して検証してみるのも面白いと思います。
今回は特に順張り買いについて書いてみようかと思いますが、
あと他のテクニックとしましては、
「順張り買いは、前日の動きと、当日の始値・出来高によって仕掛け位置が異なる」
とは思っていたりしますね。
たとえば、
・前日に調整の陰線となっている場合、陰線の長さが長すぎなければ早仕掛けが吉
・当日に、前日の高値と終値の間で始まっている場合(前日比+で始まった場合)には、仕掛けラインを上に置いた方が安全
・当日に、前日の高値より上で始まった場合には強い場合が多い
など、
個人的な法則が結構あったりします(ぇ
…もちろんこのあたりは戦略により異なるため、
一概には言えないところがあるのですが苦笑
ただ、
私自身も、
前日や当日の動きにより仕掛け位置が変わる戦略というのは結構使っている感じでして、
ある意味、
「フレキシブル逆指値」
と言ったところでしょうか笑
状況に応じて仕掛け位置を変えるような組み方も、
あくまで個人的な考えとしましては、
「過剰最適化というよりも、ある意味必然」
と思っているところがあったりします。
前々記事:指値最強説?
前の記事:「銘柄数」を数えるテクニック
今の記事:フレキシブル逆指値
次の記事:逆指値戦略で、高寄りした場合には仕掛けるか?
次々記事:場中にシグナルを出す手法