システムトレードブログ

勝てる戦略へのアプローチ方法(45)

トレシズ勝てる戦略へのアプローチ方法

今日は、

株システムトレード情報局にて、

「使用する戦略数」

に関する話題がありましたので、

独自の考え方について書かせていただきたいと思います。

なお、あくまで個人的なスタイルというだけですので、

正しいわけでもなく、あくまで1つ、とお考えいただければ幸いです苦笑

使用する戦略数は、

私の場合ですと基本、

「資金÷50万」もしくは「資金÷100万」

という公式で求められます(ぇ

これは例の多元複利運用で、

各戦略の資金を50万or100万スタートにしているためですね〜笑

あくまで最近のスタイルですと、

資金1000万だったら10〜20個の戦略を使う(銘柄の重複は仕掛け位置が異なるものなら許容)、

というニュアンスです。

その上でですが、

1銘柄投入額を決めていく感じです。

複数の売買ルールを使ってバランスをとったとしましても、

もちろんDDは避けられません。

ただ、

複数売買ルールで一方的に右肩下がりになってしまうというのは問題で、

この場合の原因としましては、

・総資金に対しての1銘柄投入額が大きすぎる
・逆張り買いなどの仕掛けラインが甘い
・ポートフォリオに、絶対と呼べる戦略がない

などといった点が考えられるかもしれません。

また、個人的なスタイルでは、

「順張り買いの1銘柄投入額は、逆張り買いよりも多くする」

という感じです。

そのため、

総資金が1000万だと仮定しますと、

順張り買いの1銘柄投入額は20万、

逆張り買いの1銘柄投入額は10〜15万、

といった感じにしています。

各戦略別にはスタート時には一切変えない感じです。(複利なので、成績の良いものは1銘柄投入額が増えていきます。)

あくまで、

・全体の総資金の大きさ
・あと、順張り買いか逆張り買いかによって1銘柄投入額を変える

というスタイルですね〜。

そして、

運用を続けますと、

やはりといいますか、

「各戦略の、直近の優位度の差」

というものが出てきます苦笑

これはしょうがないことですが、

今年の地合はチャートを見れば一目瞭然ですが、

順張り買いよりも逆張り買いが機能している地合です。

そのため、

「順張り買いにはやや厳しい地合なので、若干割引は必要」

とは思いますが、

その上で、

「各戦略別の運用停止基準」

というものを決めていたほうがいいとは思いますね〜。

よほど信頼がある戦略なら別ですが、

多くの場合、カスタマイズ後に運用を開始したりしますので、

3ヶ月以上右肩下がりの戦略を信頼できるわけもありません汗

なので、

最低でもやはり3〜6ヶ月で判断するべきではないか、

とは考えております。

ただ、さすがに1ヶ月で判断するのは早計だとは思っておりまして、

1ヶ月レベルでポートフォリオを入れ替えてしまうと、

意味がわからなくなってしまう懸念があります苦笑

シストレではたいていの場合、

1銘柄投入額を大幅に減らして銘柄分散数を増やせば、

一気に極端な損失が出ることというのは稀になりますので、

まずはこういった損益が緩やかなポートフォリオを構築した上で、

「3ヶ月ぐらいはじっくりと、各戦略の特性をつかむ」

といった作業にあててもいいのではないか、と思っております。

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