勝てる戦略へのアプローチ方法(44)
逆張り買い戦略では主に、
寄指と終日指値、引成の3種類の仕掛けが代表的ですよね。
このうち引成は引けの株価を使うため誤差が出るので今回は省略するとしまして、
「寄指を使うか?それとも終日指値を使うか?」
という点です。
個人的なスタイルはどうかといいますと、
「どちらも使う」
という感じになっています笑
寄指と終日指値とで、役割分担を変えているわけですね〜。
まず最初に考えるのが、
「その戦略では、前日終値より上で仕掛けることがあるのかどうか?」
という点です。
成行買いの場合ですと、よく
「前日比+10%で始まった銘柄なども拾ってしまう」
という事例もありますので、
高値掴みを避けるために成行を使わないようにし、
「前日終値+5%指定の寄指」
などを使う場合はあります。
とはいえ、
私の場合ですと基本的には
寄指と終日指値は、前日終値より下で指す逆張りとして使う場合が多い感じですね〜。
これはやはりといいますか、
前日終値より上を指すよりは、
下を指した方が期待値が高いためです。
あとは、
「仕掛け当日に安く始まった銘柄の方が期待値が高い場合が多い」
とは思いますので、
安く始まる銘柄を狙うために寄指を使う感じですね〜。
寄指の場合、
当日のリアルタイム株価を使って仕掛けるのが厳しいため、
基本は前日段階でシグナルを出すような形にしています。
そして、
寄指の場合、
狙い通りに陽線を描いてくれればいいものの、
2011年の3月14日のような、
寄りからさらに暴落するような地合には弱いので、
「寄指戦略を使う割合を、総資金に対して一定の%に抑える」
という手法で対応している感じかもしれません。
その上で、
残りは終日指値を使う感じですね〜。
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