シストレで勝つためのアプローチ方法(34)
■(36)各戦略の役割を明確にする
「リバウンドを取るためには、どういう組み方をすればいいんだろう?時々仕掛けが早すぎる時がある」
「暴落時にDDになってしまったら余力がなくなるから、リバウンドを取り切れないのではないか?余力をどれぐらい残せばいいんだろう?」
こういった点を悩まれる方が結構多いのではないかと思います。
個人的にはこのあたりをどう考えているかといいますと、
「各戦略の役割を完全に決めてしまう」
という手法で対応しています。
たとえばですが、
逆張り買いの狙い位置としましても、
・当日の押しからの下髭を狙うタイプ
・安値で仕込んで翌日のギャップアップを狙うタイプ
・翌日の反発を確認してから仕掛けるタイプ
など、
いろいろなものがあります。
そして、
「全てをまとめて考えるから難しくなってしまう」
とは思いますね〜。
私の場合ですと、
「当日の押しからの下髭を狙うタイプ」
と決めた場合、
その戦略にはその目的だけを担当させるようにしています。
こういう風な考え方で組んだ場合、
もしその戦略で、下髭が一切取れないようですと、
「仕掛け位置が早いからもうちょっと遅くしよう」
といった感じで、
原因の把握が容易になるわけですね。
また、
翌日のギャップアップを狙う戦略は別にあるため、
「下髭を狙う戦略では、翌日用の余力等を一切考えなくていい」
という点もメリットだと思います。
順張り買いでも逆張り買いでもさまざまなタイプがありますが、
たとえばデイとスイングとで役割を分けるなど、
「各戦略の役割を明確にする」
という考え方がおすすめだったりしますね〜。
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